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インプラント治療の歴史

インプラントの歴史は古く、紀元2世紀から3世紀ごろの古代ローマ時代の人骨の上顎に埋まった鉄製インプラントが発見されていますし、7世紀ごろのマヤ文明の遺跡で発掘された女性の下顎に貝の詰め物が発見されています。
これらの詰め物は儀式のためであったとも言われますが、失った部位に歯を取り戻す詰め物が行われていたのは生活上の必要性からであったと考える方が自然と言えるでしょう。
近代的な詰め物の登場は1913年にアメリカのグリーンフィールドが開発した円筒型のインプラントに始まり、
現在のようなインプラント治療の礎は、1952年にスウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク教授によって築かれ、1965年からのチタンによるインプラントの動物実験を経て人間へのインプラント治療の臨床応用がスタートしたのが70年代です。
また、飛躍的に成功率を向上させて世界的に評価が広まったのは1980年代です。

日本で初めてサファイヤを使用したインプラントの「バイオセラム」が京セラ株式会社によって開発されたのが1975年のことです。
しかし、サファイヤインプラントに関するトラブルが多発したことから、わが国では患者だけではなく歯科医師にもインプラントが受け入れられない時代が続きました。
現在のようにインプラント治療が広く認められて一般的に行われるようになったのは2005年以降のことです。


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